東京学芸大学附属国際中等教育学校の2021年度帰国子女枠9月編入試験のディスカッションの進め方

東京学芸大学附属国際中等教育学校の2021年度帰国子女枠9月編入試験のディスカッションの進め方について、お伝えします。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

成城学園中学の、2022年度帰国子女枠入試が、1月9日(日)に行われます。

・出願期間: 12月11日(土)~16日(木)
・選考方法: 基礎学力検査国算(各40分 各100点満点)、面接試験(受験生 保護者別 10分程度 日本語)

成城学園中学の面接試験は、海外帰国生調査票に基づいて行われます。

海外帰国生調査票は、以下の4つです。

・補習授業校などへの通学、もしくは、通信教育の受講などの経験があればお書きください

・習得外国語等についてお書きください

・趣味・特技・資格などについてお書きください

・本校を志望した理由についてお書きください。

バッチリ準備して、成城学園の試験に臨んでくださいね。

さて今回は、東京学芸大学附属国際中等教育学校の2021年度帰国子女枠9月編入試験のディスカッションの進め方について、お伝えします。

2021年度帰国子女枠9月編入試験、ディスカッションテーマ(日本語のみ 10分程度 参加人数5名~6名)

学校生活において大切な自由は何ですか。

また、それをどのように実現したら良いですか。

10分間で話し合ってください。

まず、東京学芸国際中等教育学校の面接試験についてです。

東京学芸国際の面接試験では、ディスカッションを行います。

通常の面接試験は行われません。

受験生は、学校が決めたグループで、テーマに基づいて日本語で話し合います。

制限時間は10分から15分ぐらいで、原則、結論が出るように話合います。

次に、ディスカッションテーマの分類についてです。

ディスカッションをスムーズに進めて時間内に終えるために、テーマを分類すると良いです。

A、プロジェクト型: 目的や動機を明確にする

B、現状分析型: 問題となっていることは何かを明確にする

C、定義型: 言葉の定義や前提を明確にする

それでは実際に、2021年度9月編入試験のディスカッションテーマを分類してみましょう。

・学校生活において大切な自由は何ですか。また、それをどのように実現したら良いですか。: Cの定義型

今回のテーマは分類しやすかったのではないでしょうか。

「学校生活において大切な自由」と聞いて思い浮かぶ「自由」は、各自異なるはずですよね。

ディスカッション参加者のイメージを明確にしてから話し合う必要があるので、Cの定義型に分類できると言えます。

この場にいる6人のみなさんがイメージしている「学校生活において大切な自由」は、きっとバラバラではないかと思います。

だから、まずは各自がイメージしている「学校生活において大切な自由」を明確にしませんか?

明確にした後、それらの自由をどのようにして実現するかを考えるのはいかがでしょうか?

ファシリテーターを担当する方は、たとえば、上記のように提案するのはいかがでしょうか。

「学校生活において大切な〇〇の自由」の〇〇の部分を明確にできると、話し合いがスムーズに進みますよ。

ところで、本来ディスカッションとは、自由に話し合い、様々なアイデアをシェアしながら、結論に向かっていくものだと思います。

しかし東京学芸国際のディスカッションには制限時間があります。

ですから受験生は、できるだけ短い時間で話し合い、結論を出すよう努力する必要があります。

つまり、効率良く話し合いをしなければいけません。

東京学芸国際中等教育学校を受験するみなさん、ディスカッションの準備も頑張ってくださいね。^^

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